賃貸アパートに住むならば、賃貸だからと安易に考えずに、きちんと周辺環境も考慮に入れて選ぶことが大切です。
駅やバス停までの距離といった交通手段の利便性はもちろんですが、夜になった時の駅やバス停からの帰り道に街燈があるかも気にかけましょう。
昼歩くと気にならなくても、夜歩いてみると暗くて安全が気になるような周辺環境である事も少なくありません。
日常生活に必要な買い物をする場所が徒歩圏内にあるか、ちょっとした風邪などの時に書かれる病院があるか、子供を連れていける公園があるかなど、賃貸アパートを検討する際の比較材料はたくさんあります。
周りの道路は歩道と車道が分離されているか、危険な交差点がないか、など細かいところも気にしてみたいものです。生活の質は周辺環境に大きく左右されます。
賃貸アパートに住むのならば、物件そのものよりも、周辺環境を重視するのもの一つの考え方です。
いろいろな条件を比べて、自分が住みやすい所に出会って下さい。
賃貸アパートに住むデメリットは色々ありますが、まず、木造住宅であるため、気密性が低く、冷暖房費がかさむということが挙げられます。
マンションの場合、冬などは隣接した住居が一斉に暖房をすれば、かなりの費用が節約できそうですが、賃貸アパートの場合はそうもいきません。隣接する住居はマンションよりも少ないわけですし、気密性も低いからです。
他にも色々デメリットはあります。
例えば、築浅であっても、いつ立ち退きを要求されるかわからないという点も挙げられます。取り壊しが比較的容易であるため、大きなマンションに建て替えるから、などという理由で、建てられて十年程度の物件でも立ち退きを迫られることがあります。
アパートの住人は、家賃を支払い続ける限り、住み続ける権利がありますので、立ち退きを断ることもできるのですが、取り壊すと言われて住み続ける人はまずいません。
結局みな立ち退かざるを得なくなります。そうした点もデメリットでしょう。
